卅六人歌合 附 新三十六人歌合 四代宗匠の解説

著名な歌人の作品集で、伏見宮貞敦親王による写本と言われる。題篝に記された「卅六人歌合」のほか、「新三十六人歌合」、「四代宗匠」(俊成、定家、為家、為氏の詠歌集)を収める。仙洞御所造営の功で七代藩主鍋島直愈は禁裏(天皇)から「三十六人歌合」を与えられている。本書であろうか。