都名所図会の解説

秋里籬島著。天明6年再版。旅行が一般化した江戸時代の後期には、絵入りの地誌が数多く刊行されることになった。京都周辺の名所旧跡を紹介する本書は、名所図会ブームの先駆けとなり、同様の出版企画が続くことになる。