武林歌仙の解説

歌人鍋島直能が、源実朝など武家歌人36人とその和歌を一人一首づつ選び、百人一首を模した形式で紹介した作品集である。直能は自撰の歌集を刊行させる程度に和歌に熱心であった。小城鍋島文庫には、写本と刊本の両方が残る。